工事現場での濁水対策|トラブル防止にエレベーター保守がうってつけ|安全性の確率が鉄則

トラブル防止にエレベーター保守がうってつけ|安全性の確率が鉄則

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工事現場での濁水対策

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濁水の水質を変える装置

工事現場では地面を掘り下げたりする作業に伴って、発生した大量の水を処理しなければならないケースがあります。そうした水はさまざまな成分からなる微粒子を含んでいて濁っていることが多く、そのままでは河川等への排出に適しません。濁水を処理するためには粒子成分を可能な限り取り除き、水を浄化することが必要なのです。濁水から不純物を除去し、酸性またはアルカリ性に偏ったPH値を中和するために、濁水処理機と呼ばれる専用の装置が開発されています。この装置を通すことで濁水も河川に流せるレベルまで浄化され、工事現場の廃水処理作業もスムーズになります。地球環境に配慮するという観点でも、濁水処理機は多くの工事現場に欠かせない装置となっているのです。濁水処理機では濁水に特殊な薬剤を加えて反応させることにより、粒子成分が汚泥として沈殿します。PH値の中和機能に炭酸ガスが使われている装置は反応速度も速く、作業効率向上に役立ちます。沈殿した汚泥は凝縮されて粘土状になり、産業廃棄物として処理施設に運搬することが可能になります。有害成分を含む汚泥を取り除いた上澄みの水だけを河川に排出することで、環境汚染が防止されるのです。

濁水が浄化される原理

濁水処理機を使用する際には、事前に濁水中の粒子凝集状態を調べるためテストを実施するのが普通です。試験の判定結果に基いて薬剤注入量を決定することにより、最適な粒子凝集結果が得られます。薬剤注入量を微調整した後に濁水処理機の運転を開始し、PH値の中和と粒子の沈殿を促していくのです。濁水処理機に使われる凝集剤には、PACとも呼ばれるポリ塩化アルミニウムが多く使われています。PACは上下水道の水質改善でも使われている安全性の高い物質で、濁水中の浮遊物を吸着する能力に優れます。高分子の有機化合物ポリマーを凝集剤として補助的に使用する場合も少なくありません。濁水処理機のタンク内ではこうした凝集剤と微粒子が結合し、より重い粒子に変化して沈殿します。さらに造粒装置を経ることで粒子が汚泥として凝縮され、産業廃棄物として処理しやすいよう加工されていくのです。薬剤を使わずマイクロフィルターで濾過するタイプの他に、放射性物質のセシウムや有害度の高いダイオキシンを除去できる高性能機種もあります。こうした濁水処理機のおかげで排水作業もスムーズに運び、地球環境に配慮した工事が実現できるようになったのです。